ころんで、笑って、還暦じたく
60代を人生のご褒美にするために
もうすぐ還暦を迎える著者が、60代を人生のご褒美にするための準備の覚書として書き下ろしました。
ムリをしてでも楽しく老いましょう、という本ではありません。つらいものはつらい、悔しいものは悔しい、できなくなって凹むのも避けられない……。
とはいえ、凹んでばかりでは限られた時間がもったいないし、できる範囲で時間を楽しいことに使うように、できる範囲できげんよくいい顔つきでいられるように。そのできる範囲を数ミリでも広げられれば、という想いからです。
笑えるたくさんの失敗談から、目からうろこの提案、生きることの意味に至るまで、独特の軽快な文体でぐいぐい読者を引き込んでいく、新たな“還暦本”の誕生です!
著者より |
<著者紹介>
山脇りこ
料理家として「きょうの料理」(NHK)などのテレビ番組、新聞、雑誌で、旬を大切にしたシンプルな手順で作りやすいレシピを提案している。『いとしの自家製』(ぴあ)、『明日から、料理上手』(小学館)など著書多数。台湾好きとしても知られ旅のガイドブック『食べて笑って歩いて好きになる 大人のごほうび台湾』(ぴあ)など台湾3部作もある。ひとり旅の楽しさを綴った『50 歳からのごきげんひとり旅』(大和書房)がベストセラーになり、文筆家としても雑誌やウェブで活躍の場を広げている。
https://www.instagram.com/yamawakiriko
<書籍概要>
タイトル:ころんで、笑って、還暦じたく
著者:山脇りこ
発売日:2024年12月3日
価格:定価1,540円(本体1,400円)
判型:四六
ページ数:240ページ
初出:書き下ろし
発行:ぴあ株式会社
<目次>
はじめに 還暦じたく やった方がいいよ、と母は言った
第1章 モノを減らす 暮らしを小さくする
シャネルを売った日
すべての服は消耗品である
イメージできている理想のくらし
バイバイ? 東京ガールズブラボー
【コラム】ZARA でいいんじゃない?
第2章 家事を減らす ひとりで抱えない
おいしいものは変わる どんどんシンプルに
自分好みの味を食べ続けるために
家事放棄で見えてきた、夫は洗濯好きだった!?
第3章 最期まで、上を向いて歩こう
死ぬまで歩きたい
自分をキライにならない身体でいたい
【コラム】私をレストランへ連れて行って!
もう一度メイクを楽しむ
はじめてのことが減って、最後を数える
【コラム】夏の扉をあけ〜て♪
第4章 仕事にも黄昏がやってきた YAYAYA
愛していた会社を辞める
会社と心中しない 仕事と心中しない
【コラム】フリーダム、世界が変わる大きな一歩か
第5章 老いを学ぶ
老いを学ぶ
ひとりの練習
気分次第を責めないで♪
第6章 大切な人をいちばん大切に
優先順位をまちがえない
大切な人を最優先に
友達は多くても少なくてもいい
母をおくる
最強の赤ん坊になる ~あとがきとして