あまりに細かすぎる箱根駅伝ガイド！2024＋ニューイヤー駅伝！ （単行本）

• 巻頭：恒例の巻頭言
• 目次
• 中面
• 細かすぎる箱根マップ見方

100回記念の箱根駅伝大会。
さらに、久しぶりに沿道での声出し応援が解禁になる今回。“あまこま”はフルスイングで、さらに細かく楽しさを追求しています！

特集は読まずにいられなくなるこの3本。
『世界に戦いを挑む大八木塾の挑戦』
『宇賀地強さんと語る「箱根から世界へ」』
『寺田夏生と振り返る寺田交差点』

さらに昨年驚愕された、「箱根予選会出場全選手のシューズ一覧」を、参加が15校増えた中で今年も敢行！全58校分の壮観な一覧をお楽しみください。

そして名物「箱根駅伝マップ」はさらに深化。
ファンだけでなく、選手、コーチ、監督らも熟読して箱根駅伝のレースプランを練っているプロ仕様な一冊だけに、昨年の高低差グラフに続き、今年は「車線数」「気温」「風の強さ」まで入りました！
９区では篠藤淳さんと中村唯翔選手の対談「９区区間新記録への道」も収録しています。

お楽しみの「さらに細かすぎる箱根駅伝用語集」は１００回記念で大幅ページ増。文字も読みやすく、少し大きくしてみました。

もちろん正月ワンデイズ目、箱根を熱狂させたスターたちが躍動する、ニューイヤー駅伝ページもますます充実。
今年大注目のSGホールディングスの選手インタビューをぜひお読みください。
お正月の駅伝3days、ぞんぶんに楽しみましょう！


《『EKIDEN NEWS』について 》
コアな陸上ファンなら知らないものはいない、駅伝好きによる、駅伝好きのための、世界中のあらゆる長距離レース、そして駅伝を楽しむためのニュースサイトで１０万人を超えるフォロワーを持つ。メンバーである博士、ポールさんらは現役選手たちにも超有名人として知られている。

恒例の巻頭言。読むと駅伝3daysへの気持ちが、さらに盛り上がります！ 「箱根から世界へ」は本当か？ 「ようやくフルスイングでこの本を出すことができます」というのも、この数年、箱根駅伝は開催されども、「沿道観戦自粛」という主催者側からの要請、そして世の中の空気的に、この本の立ち位置そのものがあやふやなところがありました。この「あまりに細かすぎる箱根駅伝」という本は箱根駅伝沿道おっかけ観戦ガイドブックという企画から産まれました。箱根駅伝とは元旦のお茶の間風物詩でもある一方で、熱烈なファンたちには1区から10区。レースの流れをラジオやワンセグTVで確認し公共交通機関を駆使しながら全区間を観戦する。もうひとつの楽しみがあるのです。レース展開や降りる駅によっては全出場校、全ランナーを生で観ることができとあって、日本中から箱根駅伝マニアたちが東京に集結。マニアたちの民族大移動が元旦からはじまるのです。 本書は長年の箱根駅伝観戦経験から培ったデータを過剰なまでにつめこんだ手引書のようなもの。書店店頭で「箱根駅伝100回記念フェア」に並んでいた本書をたまたま手にした方はびっくりしたことでしょう。いわゆる他の駅伝本と違い選手名鑑的なものや展望記事のようなものが全くないですから。年までの沿道観戦自粛中、本書は「テレビ・ラジオ・インターネットで楽しもう」というメディアガイドブックとして毎年編むこととなりました。気持ちとしては、サイドブレーキを引いたまま、アクセルを踏み続ける。みたいな内容でしたが、それはそれで新たな箱根駅伝の魅力に気づける良い機会でもありました。箱根駅伝100回記念となる本年度は現地観戦・メディア観戦両方のいいことどりというか、これまでの叡智のすべてを叩き込んだ保存版として再編集したものです。 これまで以上に過剰な文字文字文字。大事なことから、とるにタラないことまで、全てをこの本に網羅しておきました。あっ、申し遅れました。私、この本の企画・執筆・編集・写真などあれこれを担当しているEKIDEN NEWS西本武司です。2008年の夏、自宅近所の砧公園ジョギング中にたまたま出くわした駒澤大学の選手を追いかけて、そのスピードについていけずに肉離れ。翌年、その肉離れに追いやった選手が駒澤大学２区を走っていることを横浜・保土ケ谷で目の当たりにして以来、「あいつのレースを観たい」とその選手を追いかけて昔でいうとこのTwitter、今のXで呟いているうちに、国内外あらゆる陸上レースの現場にカメラとスマホを持ち込みつぶやきつづけるEKIDEN NEWSの中の人という人生を歩むことになった人です。 私を肉離れに追いやった駒澤大学の選手とは宇賀地強さんという方なのですが、現在は現役を引退し、実業団コニカミノルタのコーチとなっています。はじめて宇賀地さんを見かけてから15年経った2023年は一緒にブリュッセルやベルリンまでレースを観に行くことになるのですから、人生何があるかわからないものです。今回の100回記念号には、私を箱根駅伝に誘うきっかけとなった宇賀地強さんのインタビューをたっぷり掲載することにいたしました。なぜなら、彼がいなかれば、この本のみならず、EKIDEN NEWSそのものが産まれなかったからです。宇賀地さんという「推し」の競技レベルがステップアップするにつれ、私の観戦範囲は広がっていきました。箱根駅伝だけ見てれば満足だった私が「推し」が出るレースを見続けているうちに、いつしか世界陸上やオリンピックにまで脚を運ぶようになっていきました。「箱根から世界へ」というのは、選手だけでなく、ファンにも当てはまるものだったのです。 2024年はパリオリンピックがあります。先日開催されたMGCではホンダの小山直城選手、九電工赤﨑暁選手がマラソン日本代表として選ばれました。ふと思い出して第93回大会の予選会の写真を見返してみると二人の姿がありました。31位 小山 直城 2年 東京農業大 1:00:33　72位 赤崎 暁 1年 拓殖大 1:01:14　箱根駅伝本戦では、誰もが知るようなエースではなかった二人が歳月をかけて日本代表へ。今回の箱根駅伝にもいまは目立たなくとも、後に日本代表にまで駆け上がる選手がいるはずです。必ずしも箱根駅伝のスター選手だけがマラソン日本代表になるわけではない。これもマラソンという競技の面白さです。大学の４年間をかけてベースを築き、実業団でさらに磨きをかける。本書に箱根駅伝だけでなくニューイヤー駅伝も盛り込んでいるのは、箱根駅伝だけで終わらせるのではなく、その後の選手の成長も見つづけてもらいたいからです。 箱根駅伝を走った選手の誰もが「箱根駅伝以上の歓声はない」といいます。100回大会はぜひ沿道に出向いて彼らの走りに声援を送ってあげてください。私達は選手の走りから感動をもらうばかりでなく、熱い声援こそが後押しとなり晴れ舞台を走る選手に感動を与えることができるのです。みなさんぜひ沿道へ。そしてすべての選手が好走しますように。 EKIDEN NEWS 西本武司

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 イベント 
【 トークイベント 】 ※ご好評につき定員に到達いたしましたので、参加受付は終了いたしました。

12/22『大阪やけど箱根駅伝』
”「あまりにも細かすぎる箱根駅伝ガイド！2024＋ニューイヤー駅伝」発刊記念雑談イベント＋学生スポーツ新聞号外配布会”

今年も大ヒット中の「あまりにも細かすぎる箱根駅伝ガイド！2024＋ニューイヤー駅伝」の発刊を記念して、マニアックな駅伝トークを繰り広げます。
さらに来場者には毎年、年末に東京で開催している「学生スポーツ新聞号外配布会」で配られる予定の学生スポーツ新聞号外の詰め合わせを大阪まで運んできて配布いたします。
”あまこま”には選手名鑑が付いていませんので、この新聞を手に入れればコンプリートとなります。みなさんで学生スポーツ新聞を見ながら、１００回記念大会の予想や細かすぎるネタで盛り上がりましょう。

■会場　ジュンク堂書店大阪本店 3Fイベントスペース
●日時　2023年12月22日(金)18:00～20:00(開場15分前)
https://honto.jp/store/news/detail_041000083473.html?hsv=bc3d747be52967e78f18222f3a4967ef

・参加費：無料
・イベント参加方法
ジュンク堂書店大阪本店２Fレジまたはお電話にて、お席をご予約ください。
ご予約時にお名前とお電話番号をお伺いし、イベント当日のご注意事項などをお伝えいたします。
※参加整理券のお渡しはありません。会場ご入場時に、ご予約いただいたお客様のお名前を伺います。
・『あまりに細かすぎる箱根駅伝ガイド！2024＋ニューイヤー駅伝！』をすでにお持ちの方は、書籍をご持参いただいて構いません。

【注意事項】
・一定数以上のお申し込みがあった場合、立見席でのご予約となる場合がございます。予めご了承ください。
・定員となり次第、参加受付は終了いたします。
・会場内での録音、動画撮影はご遠慮ください。
・天候や災害などにより、やむを得ずイベントを中止する場合がございます。予めご了承くださいませ。

【お問合せ】
ジュンク堂書店大阪本店(営業時間10:00-21:00)
電話　06-4799-1090
あまこまトークイベント係 宛