「分とく山」野﨑洋光 なぜ? からはじめる かんたん和食
でも一方では、自分で作るとなるとおっくう、上手にできないという声も。
それは昔ながらの調理法のまま、「なぜ?」を考えずに作るから
と日本料理の名店「分とく山」総料理長・野﨑洋光は指摘します。
本書は、常識とされている調理法を見直し、現代事情に合わせて、
正しい・美味しい・毎日作りたい家庭料理としての和食レシピを
野﨑流料理哲学と解説付きで紹介。
調理の「なぜ?」がわかれば、料理作りがぐんと楽しくなるはず。
第1章 和食の基本と定番 ~調理法を見直せば
筑前煮、いわしの酢煮、鶏のパリパリ焼き、卵焼き2種、かつおのたたき、蓮根肉団子など
第2章 美味しい日々の食卓 ~カガクの視点で考えれば
和風ローストビーフ、鶏の竜田揚げ、いわしのつみれ汁、鯛の酒蒸し、きのこのホイル焼きなど
第3章 やっぱり、ごはんもの・汁もの
炊き込みごはん3種、ちらし寿司、親子丼、豚ばら粕汁など
第4章 季節の愉しみ、行事のこころ
おせち3品、七草がゆ、ぼたもち、冷や汁など
野﨑洋光(のざき・ひろみつ)
「分とく山」総料理長。1953年福島県生まれ。武蔵野栄養専門学校卒業。89年に「分とく山」を開店し、現在4店舗の総料理長として統括。旬と素材本来の美味しさを大切にした日本料理を提供する。また、家庭料理の重要性を提唱し、家庭で気軽に作れる料理をテレビ・雑誌・講演・動画などで発信。従来の考え方にとらわれない、今の時代にあった調理法など、その料理哲学にファンも多い。





























