料理嫌いだった私が「365日×15年」毎日台所に立ち続けた理由
アパレル業界で青春を謳歌して寿退社。 家事に興味はなかったものの、子供を産んだら、アトピーであることが判明。さらに成長するにしたがってADHD(多動性障害)であることもわかりました。
効果的な治療法はない、でも外食や添加物の入ったものを食べると発疹が出ることはわかる。だとしたらやることはひとつ。
料理なんて大嫌いだったけれど、仕方ないから全部手作りにするしかない!
そうして始まり、気が付けば人気料理家になっていた著者の15年間を、なぜか笑えてホロっとくるエッセイと、実際のレシピで綴っています。 子どもがいじめられて帰ってきた日にはお菓子を作り(恐ろしく簡単にできる)、自宅の手作りパーティで大騒ぎをし(福井在住時代は、セレブ主婦たちと友情をはぐくみ)、高校生になったらお弁当が大人気で、息子の友達たちのために大量のから揚げ弁当を持たせ(ピーマン弁当は必食!)、そして気が付けば子供は元気になって大学まで卒業!
こんな経験を活かして料理教室を開いたら、あれよあれよと大人気。今では「味育」教育の第一人者に。料理を楽しむコツがたくさん詰まった、ずっと持ち続けていたい一冊です。
巻末の長男から母へのメッセージもぜひお読みください
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◎宮川順子
1957年福岡県生まれ。
「MIKU(社)日本味育協会」代表。 長男のアレルギーを機に、親子共々の「食の重要性」を実感。実家の料理屋での記憶や友人シェフのアドバイスで、オーガニック食品による無添加手作りを実践。 2人の子供の子育てが一段落後、自分の体験をもとに添加物のない、簡単でおいしい家庭料理を伝えたいと教室をスタート。各種資格を取得後、現在は「心と体に美味しい食卓」の周知拡大を目指し、料理教室を主宰すると共に、食業界のプロや一般に向けて、広く味覚教育講師や資格試験講師、商品開発のアドバイザーなども務めている。
・はじめに
・もくじ
・家庭料理の一番のコツは「頑張らない」
・無添加100%を可能にする考え方
・調理は「煮る」と「焼く」ができればいい
・やっぱり家庭料理の基本はだし
・いい食材と調味料が料理をラクにする
・食材の「旬」と「産地」を考える
・ベーコン、ハム、ソーセージも手作りへ
・学校に呼び出された日々
・ワザを磨いた福井時代
・料理は献立が8割、「おいしい」は2割
・おいしい料理の献立セオリー「順子おいしさ指数」
・汁物は毎日3回あっていい
・サラダは「和える」
・毎日のことだから飽きない工夫
・子供がよそで迷惑をかけない工夫
・毎食手作りのタイムマネジメント
・手作り料理を助ける道具
・パン作りはテキトーさが大事
・誕生日には手作りケーキ
・元気がない日はお菓子を焼いて
・運動会の日のお弁当
・好きな食べ物ベスト3
・朝ごはんは爆弾おにぎり
・鶏のから揚げがつないだ友情
・料理家を志す
・娘の料理は女の子らしく
・料理で「アトピー」「ADHD」は改善する
・やっぱり家庭料理は愛情です
・あとがき
・長男・佑太郎から、母へのメッセージ





























