捨てないレシピ だしがらから考える食の未来 (単行本)
◆ イベント情報 ◆ *イベント中止のお知らせ*
開催を予定しておりました《『捨てないレシピ』出版記念トークショー》は、台風14号接近の影響を受け、お客様の安全を考慮し、中止とさせていただくことになりました。
直前のご案内となり誠に申し訳ございません。
何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
こんぶ土居店主・土居純一「捨てないレシピ」刊行記念
「フードロスをなくすためにできること。だしがらから考える食の未来」トーク/お土産付き
わが国が誇る「だし」文化の継承に力を注ぐ、1903年創業の老舗昆布店「こんぶ土居」四代目店主の土居純一さん。
実は残った「だしがら」は栄養が豊富で、美味しく食べられることをお洒落で斬新なレシピを交えて紹介します。合わせて手軽な「だし」の取り方もご紹介。
「だしがら」の積極的な活用が「フードロス削減」という観点にも繋がる興味深いテーマです。
ゲストスピーカーはスタンダードブックストア代表の中川和彦さん、シタール奏者で料理人の石濱匡雄さん。食文化に独自の慧眼をお持ちのお二人をお迎えします。「だしがら」の魅力再発見をきっかけに繰り広げられる、食の未来を考えるトークを是非お楽しみください。
だしがらを利用した「こんぶ土居」特性おつまみに石濱さんがコラボした「ミネラルいりこんスパイシー」のお土産付きです。
会期 2022年9月19日(月)
時間 17:00~19:00(開場:16:30)
場所 梅田 蔦屋書店 4thラウンジ 定員 60名 参加費 2,000円(税込)
講師/先生 土居純一氏/中川和彦氏/石濱匡雄氏
↓ 詳細・お申込みは、下記よりご確認ください ↓
https://store.tsite.jp/umeda/event/magazine/28365-1119280817.html
“だしがら”を活用した画期的なレシピと食の未来の話。
大阪の老舗昆布店「こんぶ土居」四代目による著書
「捨てないレシピ」が発売!
大阪のだし文化を支える、創業百年を超える昆布店「こんぶ土居」。その四代目店主・土居純一氏による著書『捨てないレシピ だしがらから考える食の未来』。
「こんぶ土居」は、漫画「美味しんぼ」にも実名で登場する老舗昆布店。昆布漁を行う北海道南地域との長年の交流や、小学校での食育活動、また海外へ向けての日本の食文化の紹介など、積極的な活動を行っていることでも知られる。
2014年に発刊した初の著書「土居家のレシピと昆布の話」は、昆布だしを使ったレシピを中心に、大阪の食文化における昆布の重要性、さらに「こんぶ土居」の歴史と人とのかかわりを記し話題となった一冊。そして8年ぶりとなる今回の著書は、“だしがら”を活用した画期的なレシピと、これからの食についての想いを綴ったもの。
本書は、昆布だしのみならず、干し椎茸や鰹節、煮干しなど、これまでは捨ててしまうのが一般的だっただしがらを利用したレシピを掲載する今までになかった料理書であり、同時に「だしがらには実はほとんどの栄養素が残っている」といったデータを元に、近年社会的に重要なテーマとなっている「フードロス」をなくすための手がかりを提示するものとなっている。
<目次>
・まえがき
・第一章 だしがら問題とは
・第二章 なぜだしがらが大切か
・第三章 「だしの取り方」の考え方
・第四章 素材えらび
・第五章 だしがらの可能性
・第六章 だしは、どこへ行く?
・第七章 未来に向けて
・だしがら活用レシピ集
・あとがき
<著者プロフィール>
土居純一(どい・じゅんいち)
1974年大阪生まれ。大阪・空堀にある1903年創業の老舗昆布店「こんぶ土居」四代目店主。真昆布の産地、北海道南茅部を毎年訪れ自ら昆布漁を手伝うほか、産地の子どもたちに日本の食文化における昆布の重要性を伝える取組みを行ったり、大阪でだしとり教室を定期的に開催している。また、2022年7月には「こんぶ土居」近くに「大阪昆布ミュージアム」を建設するなど、「だし」文化の継承に力を注ぐ。著書に「土居家のレシピと昆布の話」(2014年 ぴあ)。